メジャーから離脱した日、WBC 王JAPAN
キューバの独特のリズムに翻弄されながらも、野球界一クールな男イチローの4回そして相手の気持ちを切らせた9回の本塁打で運気を呼び寄せたわけだが、度重なる韓国戦で苦労したこともあってか、信頼感で一丸となって当たっていったような気がします。
流れと、それを分析して采配した王監督の慧眼はよかったと思う。例えば進塁したら次の打者はワンボウルまではつなぎ打を試みるとか、あとは、韓国戦ではフライでアウトが多かったけど、今回はスウィングの角度とか見ると明らかにワンバウンドさせる日本野球的な打ち方をしていましたね、もっともホームランの入りにくい球場ということもあったから当然でしょうけど、よく影響しましたね。松井がなぜ出なかったとか言われますけど、今回のチーム野球スタイルで彼がうまく活きたか微妙ですね。
今回の準決勝へのチャンスを呼び込んだのは抑えの出来のよさだと言われますから、MVPが松坂というのは、単純に他を圧する投球の鋭さから言っても、妥当かもしれませんけど、最後の試合に限っては貢献度的にはイチローだった気がします。
開催地の問題、たくさんの収益がメジャーに自動的に入る仕組み、メジャー主導で采配、試合が組まれるという問題も、大会が始まる前にはありましたし、それはこれから吟味が必要だとしても、今回の大会の内容的にはまったく「野球」に結果的に多大な影響をもたらしたとは言えないと思います。なにより、そのメジャーが2次リーグ敗退しちゃったわけですから。
視聴率も50%超え、約7万人が応援に行ったという関心の高さはすごいですね。オリンピックではなぜそれが無かったのかと改めて思いますね。今回は問題が多かったのと、メジャー主導の問題が逆に良く影響したと思いますね。というのは、やっぱりイメージとしてメジャーこそがメジャーだったんですね、だからメジャーが開催する大会=世界大会という気分が出たと思います。オリンピックとメジャーは別物だったけど、今回はメジャーを中心に行われたことで、世界の球界が隈なく出たという感じが出たと思います。
結果、各国が真の実力を見せ合うことで同じ土俵に立ったと思います。だから次回からはメジャー主導の意味は無くなったのではないでしょうか。
キューバとの戦いは誰の目にも、記念ではなく歴史に残る真剣名勝負だったと思います(特にプレッシャー的に)、キューバがアマチュアとプロの差さえ無くしてしまいました。世界野球は今回でかなりイメージ的な透明度を増したと思います。
世界野球を根付かせるためにも、次回3年後の戦いで、雪辱を誓って敗退した国々も、実力を存分に見せつけた国々も、また野球に対する熱い思いをぶつけ合い、また執念の戦いをしてほしいものです。
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